本記事ではテニス初心者で大会出てるけどまだ1勝もできない人に向けて発信していきます
そういった方々は
試合をどう進めればよいかわからない
試合中、頭がこんがらがったまま終わってしまう
練習の成果が出せない
という風に練習と試合の環境や雰囲気の違いに戸惑っていないでしょうか?
なので、まず試合中に考えるべきことを2つのことを説明致します。
- 試合でポイントを取る方法
- コートの使い方と相手の位置関係
まずは試合での大前提として考えておくべきことになります。
1つずつ説明していきます。
テニスの試合でポイントを取る方法
テニスでポイントを取る方法=相手に自分より先にミスをさせるということです。
多くの人はプロの試合やうまい人の試合ばかり見ているので
「いや、ボレーやストロークでエースで決めてるじゃん!」
と思うかも知れません。
確かに最後ポイントを取るときはエースで終わっているかもしれませんが
それができるのはそれまでのラリー中の過程で相手にミスをさせて自分が決めやすい形にしている
ということです。
例外としてサーブや起死回生の一発などでポイントを取ることはありますが
1セットのなかでそう言ったポイントが占める割合はせいぜい1~2割ですし
逆にそういったプレーを狙いすぎてミスを連発しては意味がありません。
あくまでポイントのやり取りはどちらかのミスで生じるものという考えを持っておくべきです。
テニスをする上で
速いボール
回転を多くかけて弾むボール
角度をつけたボール
ネット際に落とすボール
など様々な球種を打つのなぜか、それは相手に揺さぶりをかけて
ミスを誘発するための行動です。自分の技術でどうしたら相手のミスを誘えるか
相手を自分の思いのままに掌握するか、それがテニスの醍醐味でもあるので試合前に一度
良く考えておくといいです。
試合中のテニスコートの使い方と相手との立ち位置を考える
試合に慣れるまではコート全体の2/3の大きさの範囲に打つようにしましょう
初心者の方が良くやってしまうのが試合でいきなりコートの隅を狙うようなショットや
無理な姿勢で相手のいないところに思い切り打ち込んだりといったことをしがちです。
試合でいきなりそういったプレーをすることはお勧めできません。
理由は
体が温まっていないため思った動きができない
試合で緊張している
コートの隅を狙えば入る確率が下がりミスにつながりやすい
こういった要因があるため知らぬ間にギャンブルのようなショットの連発になってしまいます。
プロの試合も見ているとわかりますが試合の激しさが増すのは中盤から終盤、
ゲームが進み体が温まってきてからスーパープレーが増えていきます。
序盤は落ち着いたプレーでまずは調子を上げていくようにコースを過度にねらわずに
ミスの少なめなプレーから始めます。
次に立ち位置はベースラインより50㎝後ろに立ち、相手と対角の位置でプレーをしましょう
よくあるのはベースラインの上でプレーする人がいますがボールはベースラインのところまで
飛んできます。またボールは跳ねてからも勢いがあるのでベースライン上に立っていると
そういったボールの処理が甘くなり失点につながります。
また、基本はテニスの試合中のラリーはクロスラリーが基本です。
これはなぜかというと
クロスに打つことでコートを斜めに使えて飛距離が稼げてアウトを防げる
センターはネットが一番低いのでネットミスを防げる
自分がセンターに戻るまでの時間を稼ぐ
ボールに角度をつけて相手をコートの隅に追いやれる
こういった理由から自分のミスの防止と相手を隅においやってオープンコートをつくれる、
また、自分がコートに戻ってくるまでの時間も稼げることから
クロスラリーを基本としています。
なのでまずは相手の対角上に立ちクロスラリーできるようにしましょう。
前述したとおりテニスはお互いのミスでポイントが動きます。
自分のミスのしにくいコートの使い方、ポジション取りをしていきましょう。
相手にミスをさせて自分はミスを減らすプレーをしよう
テニス初心者の方は試合になると漫然とプレーしてしまい、
あっさり負けてしまうことが多いのじゃないでしょうか?
試合中では
ポイントはお互いのミスで動く。相手にミスをさせるプレーとはなにか考える
自分はミスしにくいようにコートの隅をいきなり狙ったりせずコート全体の2/3くらい
を狙いながら相手のとのポジションに気を付けてプレーしていきましょう。
勝つ方法はわからないという方は一度、実践してみてください。
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